- きょうだい
- I
きょうだい【兄弟】(1)あにとおとうと。 また, その間柄。 けいてい。⇔ 姉妹(2)両親または片親を同じくする間柄。 また, その間柄にある人々。 あに・おとうと, あね・いもうとなどの関係。
「腹違いの~」「~げんか」
(3)結婚や養子縁組などで, 新たに生じた, 義兄・義弟, 義姉・義妹などの間柄。 また, その間柄にある人々。 義兄弟。「義理の~」
(4)「兄弟分(ブン)」に同じ。(5)男同士が, 相手を親しんで呼ぶ言葉。「おい~, 景気はどうだ」
〔(2)(3) は「姉妹」「兄妹」「姉弟」と書いて, 「きょうだい」と読ませることもある〕~は他人の始まり親子の関係は切っても切れないが, 兄弟は利害関係や結婚などによって, 互いの情愛も薄れて他人のようになるということ。~は両(リヨウ)の手兄弟は左右の手のように互いに助け合うべきであるというたとえ。 兄弟(ケイテイ)は左右の手なり。IIきょうだい【強大】強くて大きい・こと(さま)。⇔ 弱小「~な権力」﹛派生﹜~さ(名)IIIきょうだい【橋台】橋の両端にあって, 橋を支える構築物。→ 橋脚IVきょうだい【経題】(1)〔仏〕 経の題目。 経典の名称。→ 品題(2)巻き物の表紙に示したその書物の題。Vきょうだい【鏡台】化粧用の鏡を立てる台。 箱作りで, 引き出しをつけたものが多いが, 古くは, 台座に鏡をかける柱を立てただけのものであった。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.